✅ このステップで行うこと
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ステップ1では、
1️⃣ スタティックストレッチ(壁を使った静的な保持)
2️⃣ ダイナミックストレッチ(小さく揺らす動き)
この2つをセットで行います。
✅ スタティックストレッチで何が起きる?
壁に手をつけた状態で胸を開き、20秒間静止することで、主に次の筋肉が伸ばされます。
- 大胸筋(とくに鎖骨部・胸肋部)
- 小胸筋
- 上腕二頭筋短頭
- 前鋸筋(補助的に伸張)
これらの筋肉は巻き肩の原因になりやすい「肩を内に引き込む短縮筋」です。
静的に伸ばすことで**筋肉の伸張性(柔軟性)**が改善され、肩が開きやすくなります。
さらに、この姿勢では神経の滑走性にも影響があります。
✅ 小胸筋の下を走る神経
・腕神経叢
・正中神経
・尺骨神経
これらが胸の前で圧迫や滑りの低下を起こすことで、巻き肩だけでなく腕のだるさやしびれにつながるケースがあります。
壁を使ったスタティックストレッチで神経の通り道を一時的に広げ、神経が滑りやすい状態(滑走性)を整えることも大きな目的です。
✅ ダイナミックストレッチを続けて行う理由
静的に筋肉を伸ばした後、そのまま終わると筋の伸張状態が維持されますが、
✅ 筋の収縮スイッチが入りにくい
✅ 局所循環が一時的に低下する
といったデメリットもあります。
そこで腕を小さく20回揺らすダイナミックストレッチを続けて行うことで、以下の効果を狙います。
🔹 伸張された筋肉に軽い収縮刺激を入れる
→「伸びた後に縮む感覚」を再学習
→筋紡錘の働きが適度に戻る
🔹 滑走性を維持する
→神経が「引っかかる感じ」を残さず滑らせる
🔹 局所循環を再開させる
→「温かい・血が通う感じ」を体感しやすい
✅ この順番で行う意味
この手順にはしっかり理由があります。
1️⃣ 先にスタティックで緊張をリセット
→短縮筋が固まったままだと動きが出ないため
2️⃣ 次にダイナミックで動きを入れる
→滑走性と筋収縮のコントロールを再教育
この流れが、ただ伸ばすだけのストレッチよりも効果を長く持続させ、体感として変化を感じやすいポイントです。
✅ まとめ
巻き肩は「縮んだ筋肉が固まるだけ」でなく「動かす感覚が薄れる」ことでも起こります。
このステップ1では、
✅ 短縮筋を安全に伸ばす
✅ 神経の滑走性を整える
✅ 収縮感覚を再学習する
という3つの目的を1つの流れで行えるのが特長です。
毎日続けることで、徐々に「胸が開きやすい姿勢」が当たり前になります。
ぜひ試してみてくださいね。