自己啓発

心のクセが体に出る“しくみ”をやさしく解説


「気持ちの問題」じゃなくて、ちゃんと“体の反応”だった

たとえば、不安で眠れなかったり、気分が沈むとお腹の調子が悪くなったり…。
こんなふうに「心の調子がそのまま体に出る」のには、ちゃんと理由があります。

実は、私たちの体の中では、脳とホルモンと神経が連携して、緊張やストレスに反応しています。
ここではちょっとだけ専門的に、でもわかりやすく、その流れをご紹介しますね。


🧠 脳とホルモンが働く「HPA軸」とは?


私たちがストレスを感じると、脳の中にある「視床下部」という場所がまず反応します。
そこから「CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)」というホルモンが出て、
それを受け取った下垂体(脳の下のほうにある司令塔のような器官)が、次のホルモン「ACTH」を分泌。

このACTHが血液を通じて**副腎(背中側の腎臓の上)**に届き、
「コルチゾール」というホルモンが出てくるのです。


☑ コルチゾールが増えるとどうなる?

  • 血糖値を上げて、緊急対応のエネルギーを供給
  • 免疫の働きを一時的に抑える
  • 長期的にはセロトニンやドーパミンなど、“気分”に関わる脳内物質の働きも低下

つまり、ストレスが続くと
**「疲れやすい・イライラする・眠れない」**という状態が体の中でどんどん作られてしまうんです。


🌙 セロトニン・メラトニンと睡眠の関係


「気持ちを落ち着かせる」ことで知られるセロトニン。
これも実は、体の中で材料(=トリプトファン)から作られていて、
その流れはこんな感じです:

トリプトファン → 5-HTP → セロトニン → メラトニン

この途中が滞ってしまうと、
✔ セロトニン不足で気分が不安定に
✔ メラトニン不足で眠りが浅くなる
といったことが起こります。


💥 ノルアドレナリンと交感神経の過活動


ストレスが高まると、ノルアドレナリンという神経伝達物質がたくさん出ます。
これによって、いわゆる「交感神経」が活性化しすぎると…

  • 心拍が速くなる
  • 呼吸が浅くなる
  • 筋肉がこわばる
  • 胃腸の動きが止まりやすくなる

など、「休まらない・お腹が痛い・肩がこる」といった不調につながります。


🧬 この流れを整えるカギは「神経とホルモンのバランス」


香りや呼吸、食事のバランスによって、
このホルモンや神経の働きを**「やさしく整える」**ことができます。

心のクセに気づくことは、自分を責めることではなくて、
「私はこうなりやすいから、こう整えていこう」と、
体に寄り添う第一歩になります。


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