〜骨盤の向きが内臓・自律神経・心の状態に与える影響〜
「検査では異常がないのに、なぜか不調が続く」
そんな方の体を見ていると、姿勢や骨盤の使い方に共通点があることが少なくありません。
この記事では、
**骨盤の左右差・前後の傾きから見えやすい体の不調の“傾向”**を、
整体現場でよく見られる視点からまとめます。
※本記事は診断ではなく、体の使い方による「傾向」の整理です。
姿勢と不調はどうつながっている?
骨盤は、体の土台。
骨盤の向きが変わると、
- 背骨のカーブ
- 肋骨や横隔膜の動き
- 内臓の位置
- 自律神経の働き
が連鎖的に影響を受けます。
つまり
👉 姿勢は「見た目」だけでなく
👉 内側の働きにも関係しているということ。
右骨盤が後傾しやすいタイプの傾向
体の特徴
- 右のお尻が引ける
- 体がねじれやすい
- 右肋骨が下がりやすい
出やすい不調の傾向
- 胃もたれ
- 脂っこいものがつらい
- 右の肋骨まわりの張り
- 疲れが抜けにくい
これは、
肝臓・胆のう・胃の出口側が動きにくくなることで、
消化や代謝がスムーズにいかなくなるケースがあるためです。
心や行動の傾向(臨床的)
- 責任感が強い
- 我慢しがち
- 無意識に力が入りやすい
左骨盤が後傾しやすいタイプの傾向
体の特徴
- 左のお尻が下がる
- 背中が丸まりやすい
- 左胸がつぶれやすい
出やすい不調の傾向
- 食後の膨満感
- 胃のムカムカ
- 動悸・息苦しさ
- 不安感
左側は
胃の入り口(噴門)や心臓周囲に影響が出やすく、
呼吸が浅くなることで自律神経の切り替えがうまくいかないこともあります。
心や行動の傾向(臨床的)
- 共感しやすい
- 気を遣いすぎる
- 疲れを後回しにしがち
胃が圧迫されやすい姿勢の共通点
胃の不調がある方に多い姿勢には、共通点があります。
- 骨盤が後ろに倒れている
- 胸が落ちている
- 呼吸が浅い
タイプ別の傾向
- 左骨盤後傾
→ 胃の入り口が圧迫されやすい
→ 逆流感・食後不快 - 右骨盤後傾
→ 胃の出口が詰まりやすい
→ 胃もたれ・消化遅延 - 両側後傾+猫背
→ 胃全体がつぶれやすい
心臓・肝臓が負担を受けやすい姿勢とは
心臓まわりに影響しやすい姿勢
- 左胸が下がっている
- 首が前に出ている
- 左骨盤後傾が強い
👉 呼吸が浅くなり、
ドキドキ・不安感が出やすくなることも。
肝臓に影響しやすい姿勢
- 右肋骨が下がっている
- 右骨盤後傾が強い
- 横隔膜が動きにくい
👉 代謝が落ちやすく、
「寝ても疲れが取れない」状態につながることがあります。
骨盤タイプ別・不調のまとめ
| 骨盤の傾向 | 出やすい不調 | 心身の傾向 |
|---|---|---|
| 右後傾 | 肝臓・胆のう・胃もたれ | 我慢・責任感 |
| 左後傾 | 胃の不快感・動悸 | 共感・気疲れ |
| 両側後傾 | 消化不良全般 | 無気力感 |
まずできるセルフケアのヒント
不調を「内臓だけの問題」と考えず、
姿勢・呼吸・体の使い方から整えることが大切です。
- 座るとき、骨盤を立てる
- 胸を軽く広げて呼吸する
- 片側に体重をかけすぎない
こうした小さな積み重ねが、
体の内側の働きを助けます。
まとめ|姿勢は体からのサイン
不調は、
「あなたの体の使い方を見直してほしい」というサインかもしれません。
✔ 胃の不調
✔ 疲れやすさ
✔ 気分の落ち込み
これらが続く場合、
姿勢や骨盤のクセを一度チェックしてみてください。