「慢性痛は脳の記憶」と言われるけれど、それだけでは説明がつかない感覚がある
- なんとなく同じ場所が痛む
- マッサージしても、戻ってしまう
- 体を動かした方が楽になる日がある
このようなケース、**単なる神経の過敏や記憶ではなく、局所の“血流や代謝の滞り”**も、
痛みの背景にあると感じることはありませんか?
痛みが続くとき、そこには「動かさなかった時間」がある
▶ 同じ姿勢・同じ動作=同じ場所だけが酷使される
- 長時間の座り姿勢
- 偏った動き方のクセ(片足重心・猫背・スマホ首)
- 筋肉の使われ方に「偏り」がある
これらはすべて、局所的な血流の低下・代謝産物の滞留を引き起こします。
局所の代謝不全とは?|「動かさない」が引き起こす内部の渋滞
たとえば関節まわりや深部の筋肉では、
血液やリンパがスムーズに流れていないと、
以下のようなことが起こります。
- 乳酸・ATP分解物などの代謝産物の蓄積
- 細胞レベルの酸素・栄養不足
- 微細な炎症が繰り返されることで**“慢性炎症”**が起こる
この状態が続くと、痛みの感受性が高まり、神経の興奮が維持されやすくなります。
姿勢・習慣・動きの「パターンの少なさ」が痛みの温床に
日々の生活の中で、動作がワンパターンになっていると
特定の筋肉・関節ばかりに負担が集中します。
✔ 立ち方のクセ
✔ カバンを持つ手がいつも同じ
✔ 椅子に浅く座る習慣
✔ 同じ角度でスマホやPCを見続ける
こうしたことが積み重なると、使わない部位は代謝が落ち、動かすと痛むようになります。
では、どうすればいい?|“少しずつ”代謝を促す暮らしへ
🌿 「変化のある動き」を日常に入れる
- 足を組むなら左右交互に
- 歩くときは“いつもと違う靴”にしてみる
- 深呼吸+肩甲骨を軽く動かすだけでも、胸郭まわりの血流が変わります
🌿「動かさない」→「やさしく動かす」へ
- ストレッチや体操を「痛くない範囲」で行う
- “小さく動かす”ことで、局所の酸素供給が回復します
- 「少し楽になった」を積み重ねていくことが、痛みの再学習=ポジティブな記憶の書き換えにつながります
慢性痛=神経の記憶+“動かしてこなかった体の声”
「脳の問題」だけではなく、
「その場所がどれくらい動かされてきたか」も、痛みの鍵。
体の中の“流れ”が整えば、
痛みの感覚もゆっくりと変化していきます。
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